いつもと違うフィールドで新たな発見を。
みなさん、こんにちは。折金です。
今回よりこの場をお借りして、みなさんの釣りの役に立ついろいろな情報を発信していきたいと思います。よろしくお願いします!
カスミ水系からちょっと離れてみては?
とはいえ、お仕事的な釣りとガイドの毎日ですので、まずは房総リザーバーの今とこれから夏までの展望をご紹介したいと思います。
霞ヶ浦水系をメインに活動されているBMCメンバーのみなさんですが、冬には某有名プロが房総リザーバーに練習に来ているというウワサを耳にします。
場所が変われば釣りも変わり、新たなルアーやフィールドへの視点が身につきます。ただし房総フィールドといえ冬はやっぱり状況に合わせてナンボの季節。仕事という大義を盾に、毎週フィールドに繰り出すプロならまだしも、1回2回来ただけでは、なかなか上手くいきません。釣れなくても練習にはなりますが、やっぱり釣れてこそ、さまざまな感覚を養うことができます。
というわけで、この一番釣れる季節にこそ暴走リザーバーの来てみては?
房総リザーバーの今とこれから
今現在、雨の多かった5月の影響でどの湖も満水。その後は夏の日差しに見舞われ、流れもなく、かなりタフな状況です。
バスは浮いていて、どこにでもいます。水温も22~24℃くらいとある意味ちょうどよく、カバーやオーバーハングもそこら中にあり、バスを探すための要素になかなか焦点が定まらないと言えます。
それこそ小さめのノーシンカーのフォールの釣りならソコソコ釣れ、ある意味これが正解の釣り。
ピーカンベタ凪ぎで厳しい日には私もこれをしないとボーズを食らってしまうでしょう。つまり、かなりストライクゾーンは狭いのです。
しかし、いよいよ関東も梅雨入り!
状況は一変し、雨によって天候の変化や水の動きが出ることでバスは180°真逆の反応を見せます。
単純にどのようなルアー(小さめのルアーは大きめのルアーの釣れ方に比べ相対的に釣果は少なくなりますが、でも釣れます)もよく食べてくれるので、ルアーの使い方の練習になります。
というわけで、トップウォーターなどのハードルアー、ワイヤーベイト、普段は使わないビッグベイトなどがオススメ。
新たな刺激を受けれれば、普段の釣りの視野も広がるはずです。

梅雨の合間の晴れでも、雨が降った余韻があるうちは、まだ好反応を得られるはず。
強めのトップウォーターには出にくくなりますが、カバー系やボイルの釣りなどがよくなります。
カバーならスモラバやカバーネコ、ボイルならペンシルやポッパーなどでスピーディーにアクションさせてみてください。

減水も実はチャンスと考える
またこの時期、ダムの下流で田んぼへの引水がはじまります。川の流量を増やさないといけないので、雨がなければダムはどんどん減水が進みます。
一般的に「釣りにくそう」というイメージもありますが、減水して流れが出ることで、バスのやる気が保たれ、ポイントこそ少なくなりますが、一方で絞りやすくなる傾向ともなるのです。これはこれで釣りがおもしろくなります。
もし打つ手がなくなって煮詰まり、頭を悩ませることがあったら、たまには違うフィールドに行ってみてください!
というわけで今回はここまで。不定期の更新となりますが、これからもよろしくお願いします!