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チーム茶柱が最終戦圧勝&3連覇を達成!

BMCメンバーで、チーム茶柱司令塔の千葉です。

12月1日に行われたチーム戦最終戦。

我らがチーム茶柱が圧勝し、年間順位も逆転しての3連覇を達成しました。

というわけで、最終戦の戦略をレポートします。


TBC所属でゲーリーファミリーの大石さんやW.B.S.プロでジャッカルサポートの西村さん、JB所属の斎藤さんたちのこれまでの経験による情報に加えて、前日に行われたサムライトーナメントでは、津宮の消波ブロックで青木大介プロが3本・2900gで優勝したという情報も加味して、ファーストポイントの割り振りを以下に決めました。


千葉・西村・安藤 →自由

池谷・斎藤→佐原+東関

大石・杉林→TBCプロ任せた

石井・海野→TBCプロ任せた

山本・川口→中下流域テトラ

今井・浦野→根木名川+三連

川口・武内→中下流域自由

小山・中林→自由

熊倉・長谷川→津宮+51号

澤田・飛田和→中下流域


また、チーム戦では連絡体制も重要。

ノンボーターのみんなには、「釣れたタイミングでラインに報告を。釣れてなくても10時、12時は連絡タイムとします」と指示。


さらに全メンバーへ「どう考えても、明日昼前後が勝負と思っています。津宮消波ブロックか51号の消波ブロック。または両方に分かれて班で集合掛けます。まずは、リミットメイクしましょう」という檄を飛ばしました。


前日のプラクティスには、大石、山本、澤田、飛田和の4艇が出撃。

しかし、これといったパターンは確認できず、でした。

そんな中で得た水温や水色などのフィールドコンディションから、確実に冬パターンに移行したと確信。

ちなみに根木名川など流入では水温9〜10℃、本流中流域で11℃前後、下流域で12℃前後でした。

これをもとに再度、前日夕方に最終プランを詰めて、ファーストポイントを以下のように改めました。


今井→根木名、カーブのテトラを中心に根木名全般に、かなりメイン。デカいのが出る可能性大。

小山→消波ブロックがある51号の橋から上流をメインに。消波ブロック打ちは得意と聞いてるので、タイミングをみて津宮に回る。他に行きたい場所があるなら任せます。

山本、熊倉→津宮消波ブロックで心中。特に上流側エッジ、下流側エッジ。

池谷→東関消波ブロック後、津宮へ。

川口→三連水門エリアから津宮。

澤田→51号消波ブロック下流トヨタ前。朝一だけここをお願い。その後は自由。

千葉→若草消波ブロック。

大石、石井→自由(両名ともTBCプロなので、今の利根川を熟知していると考え、動きは自由としました)。


サムライトーナメントで優勝した青木プロのパターンは以下。

深いラインにあるこぼれ、エッジの消波ブロックの上にリーダーレスダウンショットを置いておく感じで3本。あと、釣れなかったが、ナチュラルバンクのスピナベにも反応あり。津宮は水温が高い。


この情報に加えて、11時過ぎからは流れが出るので、そこからは外だけでなく、消波ブロックの中も意識し、昼頃から、動きに困ったら津宮に回ってください、という戦略を共有。

そして最後に、「勝ちましょう」と付け加えました。


どこのどなたか存じませんが、ミーティングはちゃんと聞きましょう。

当日、私と西村さんは、若草大橋の消波ブロックを狙ったが、仲間の大石プロが入ったので、インサイドにある大きなオダにシフト。西村さんのなんと2投目で1キロオーバーをゲット。

「ここから3本出す」宣言をして、粘ること40分で本当に780g、760gを追加。ルアーはファイボス(ジャッカル)のリーダーレスダウンショットでした。

さすがの一言です。有言実行でファーストポイントから3本!

この3発がチーム茶柱に勢いづけたのは言うまでもありません。

すぐに、下流域の消波ブロックに張り付いた斎藤さんが580g、川口さんが180g。

しかしこのあと、各艇から釣果連絡がないまま、10時の中間報告を迎えました。


朝イチ移行、ほとんどのメンバーがノーバイト、ノーフィッシュ報告。


しかし、10時半が過ぎた頃、石井さんの1110gからはじまりました。

澤田さん1170g、飛田和さん580g、池谷さん1170g、石井さん580g、澤田さん740g、飛田和さん460g、海野さん640g、と10時半から11時45分までに怒涛のラッシュ!

これで13本。リミットメイクまで、あと2本!

チーム茶柱の底力!あっという間にリミットまで2本!
ラッシュはこの一匹から始まりました。チーム茶柱、イケるんじゃないのー?

これらすべてが津宮と、51号の消波ブロックで、しかもキロアップが3本も出ていることから、「路頭に迷っている他の船も、全員津宮エリアに集合!魚はいるから動くな!」との指示を出しました。


流れが止まり、釣れなくなったものの、必ず昼から動くと予想し、チーム一丸となって津宮エリアを陣取る作戦です。


そしてついに、大石さんが口火を切る570gをゲットすると、澤田さんの720gでリミットメイク。

最小の180gを入れ替える指示を出した瞬間、石井さんが1150g。続けて、武内さんが790gと連発。


これで460gも入れ替え、トータル12kgオーバー。

ちなみに入れ替え劇はすべて、13時から14時の出来事。狙い通り、水が動き出したタイミングで炸裂しました。


さらに!もう終わりかなと思ったその時。

本日のビッグフィッシュとなる1480gを最後の最後で今井さんがキャッチ。

もともとの目標だった8kgを大幅に上回る、13kgオーバーという破壊的なスコアをメイク。本当に、出来過ぎの一日でした。

今井さんも最終戦で存在感を出してくれました。感謝!

この釣果の陰には、チーム一丸となり仲間が釣るために、自分を犠牲にする動きを決めた船も多数ありました。

特に大石さんは、津宮下流側に石井艇、上流側に澤田艇。この両艇が釣れていたため、間に他のチームの船が入らないよう、釣りにくいエリアにもかかわらず居座ってくれたことがこの釣果に結びついたと思います。

同じく、その下流には熊倉艇、上流には小山艇も同じようにブロックを目的として、釣れる狭いエリアの澤田艇、石井艇を守るために動いてくれました。

もちろん彼らも本気で釣りはしたのですが、同じ消波ブロックでも結果、熊倉艇と小山艇はノーフィッシュで帰着となりました。

どれだけシビアなエリア選択であるかは、これを聞けば想像できるでしょう。

極わずかな狭い範囲を見つけて、エリアを守り切ったことが、この真冬に13kgオーバー、入れ替え3回に繋がったのです。


釣れない船があってもいいのです。それがチーム戦だから。チームが勝つことがすべて。それがチーム戦の醍醐味なのです。


この優勝で、2017、2018、2019とチーム茶柱は三連覇を達成しました。


今年は、初戦でチーム城南モータースが他チームを4kg以上も引き離すぶっちぎりのウエイトで優勝。


第2戦は、チーム茶柱、チームオダじゃが炸裂し、城南モータースとの初戦の差を大幅に詰める展開。


最終戦は2kg以内の中に3チームがひしめき合う中での戦い。バッグリミットは15本なので、リミットメイクしたチームが必然的に勝つという混戦でスタートしました。


結果、チーム城南モータースは5本チームオダじゃは3本という中、チーム茶柱のみリミットメイクを果たして優勝しました。

圧勝で制したチーム戦最終戦。年間優勝も逆転で奪取し、3連覇を達成!!

私たちBMCが考案したこのチーム戦。

来シーズンも盛り上がること必至です。


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