レギュラー戦第4戦、優勝レポート
こんにちは。BMCメンバーの武内です。
9月1日にレギュラートーナメント第4戦が開催され、結果を先にお伝えすると優勝することができました!
その模様をお伝えします。
前日プラの結果をもとに流入河川で勝負
今回、同船させていただいたのはW.B.S.にも参戦中の金井プロでした。
前日、失礼がないように自己紹介とプランの確認を兼ねてメールをしました。
すると返事は―――
「プランは考えといてください」
……ん?
あ、こういう冗談を言って和ませていただける方なんだな。
というわけで迎えた当日。
金井プロの愛艇ギャンブラーで準備をしていると、私を見て「人を殺めたことがありそうな顔してる…」と一言。
顔の話をされたら、勝ったも同然。
つかみは完璧!
でも次の一言は「で、プランは?」
プラン?ないです。困ったなー。
隣にいたW.B.S.の清水プロも交え、笑いながら準備完了。
金井プロは前日のプラにも出てくださっており、バイトは取れたがゼロだったとのこと。
今日も厳しい霞ヶ浦かぁ。
その日は他団体のトーナメントに加えてJBトップ50のプラクティスと、プレッシャーは高い状態でした。
スタート時間も近くなり、金井プロから「前日にバイトを取れた場所ではなく、同じような流入に行くから。昨日はそこに手をつけないで置いといた」と。
握手を交わし、いざスタート!
ファーストエリアは古渡の流入河川、通称「ドブ」。
金井プロはハートテール、自分はブルフラット3インチ・ノンソルトの5gフリーリグからスタート。
金井プロと二人でも波板を丁寧に流していきます。
すると、前方に先行者が…。釣れてるし。しかも、デカそうだし。
これを目の当たりにして、魚は入って来ていると確信し、続行。
ですがアタリもなく「無」の状態が続きます。
ローライトで釣れてもおかしくない雰囲気なのに…。
時刻は8時前。ここで待望のファーストフィッシュが金井プロへ。

「無」の状態に辛抱を重ねて得た2匹目3匹目
一気に期待が膨らんできます。
が、霞ヶ浦。
またもや「無」の境地。
丁寧に流しながら3つ目の橋を越えたあたりで、先行者もいるのでUターン。
ブルフラットを投げていたのですがギルのアタリすらなく、波板に結構なエビがいるのが見えたでドライブビーバー3インチのモエビ(フリーリグ・3.5g)、に替えて同じく丁寧に撃っていきます。
ときおり太陽も出てきたので、明確になったシェード側をしっかりチェック。
しかし、何もありません。
入り口付近に来ると風が吹いてきて、「これはあるな」と言う雰囲気になってきました。
そこで自分がドライブクローラー5.5インチ(ネコリグ・1.8g)に替えた数投目に600gがヒット。

自分の頭の中に「ピックアップでバイト」があったので、岸際ではなく流心の可能性もあるのでは、と読み、そこでビーバー3インチ(フリーリグ)に持ち替えてキャスト。
着底を確認し、ズル引きをはじめると違和感。
軽い。
すかさずフッキングで930gをキャッチ!

しかしその後は続かず移動。
とても快適に走るギャンブラーで次に向かったのは、岡部会長で有名な鰐川。
「ダイソンでも取れないチリはある!」と、2人で取りこぼしを狙いに行きました。
ダイソンが取り残したチリを取る!
入り口付近はさっと流し、水門があるところは念入りに。
すると、やはり岡部会長。
少し話すとクオリティフィッシュは取れているとのこと。
やっぱり、魚はいる。
自分は鰐川の最奥まで行ったことがなかったので、どこまでいけるのか知りませんでした。
トンネルをくぐり、はじめて見る景色。
水温もほかのエリアより1℃近く低い。
金井プロのたくみなエレキワークで進んでいくと、ポツポツと見えバスの姿が。
そこで金井プロがヤマセンコー4インチで920gをキャッチ!

気づけばそろそろ戻る時間になり、ストップフィッシング。
結果はリミットメイクの3本・2970gで初の優勝でした!
W.B.S.金井プロ、貴重な経験をありがとうございました!
最高に楽しめた試合でした!