2022レギュラー戦第1戦・準優勝レポート
BMCメンバーの大石です。
激シブの北浦水系で行われた2022年BMCレギュラートーナメント第1戦。
我がチームはパートナー兵頭さんの頑張りで準優勝することができました。
とにかく1匹を釣るために。
他団体のトーナメントが2週間前に開催されていたこともあり、個人的には2月初旬から北浦水系に通っていましたが、とにかくバスが遠いという印象でした。
正解を見つけられないまま、BMC前日のプラクティスを終え、2匹釣ったら限りなく優勝に近づく、とにかく1匹釣ることが重要、と予想。
そんなトーナメントで何をするべきか?を考えながら本番に臨みました。
抽選によるフライト順は真ん中より少し下と微妙な位置。
そんな状態から導きだしたファーストエリアは、スタート地点となる潮来マリーナの桟橋群でした。
バスは確実にいる、少しでも確率の高い場所、ということが選んだ理由です。
同じくフライト順が真ん中のグループから先行者が2艇いたということも想定通り。
エリアをシェアしながら釣っていきますが、やはりバイトは遠く約1時間で見切ることにしました。
次の展開としてシャローカバーに移動しましたが
ちょうどコイやフナの産卵とかぶっており、多くの魚がハタいている状態。
バシャバシャと騒がしい状況ではどうすることもできず、この展開も早々に見切りをつけることに。
石積み×シャッド=ドラマ。
そして次の展開でドラマが起きました。
選択したのは石積みでのシャッドの巻きです。
産卵行動と直接的には結びつかないこのパターン、バスのフィーディングに当たればと、わずかながらも可能性を感じていました。
パートナーの兵頭さんのシャッドにバイトしたのは、ラクにキロを超えるナイスサイズ。
ランディング後は二人で、グータッチで大盛り上がり!

ここから先は同じシチュエーションの石積みを回る展開。
広い北浦水系でも風が当たっている条件の良い石積みは数少なく、繰り返し同じエリアを流していきます。
そして終了間際。
私にヒットした魚はランディング直前までバスだと信じていましたが、残念ながらシーバス(涙)。
他にもコイのスレなど、常に何らかの反応を得ながら攻め続けたものの、残念ながらタイムアップ。
惜しくも1匹のみで終わってしまいましたが、筋の通ったトーナメントになったのは、パートナー・兵藤さんのあの1本があったから。
あれがなかったら、最後まで展開を変え続ける苦しいトーナメントになっていたでしょう。

ボーターとパートナーとの足し算がいくつになるかで結果が決まるチームトーナメント。
今回はチームワークが良い結果を生んだのだと思います。
一人のトーナメントとは違った面白さがあるチームトーナメント、興味のある方はBMC事務局まで。

【兵頭さんタックルデータ】
ロッド:ロードランナーSTN680MS
リール:ヴァンフォード2500
ライン:ピットブル1.5号 リーダー:フロロ10lB
ルアー:ISスワプ50

出典:IMAKATSU