2022レギュラー戦第2戦・準優勝レポート
5月22日に開催されたBMCレギュラートーナメント利根川戦(第2戦)で、準優勝することができました。
利根川で開催されていたTBCトーナメントに参加していた経験がありましたが、私がホームレイクを霞ヶ浦に移したこともあり、利根川でのトーナメントは2年ぶり。
5日間のプラクティスを行ってトーナメントに臨みました。
メインエリアは根木名川に決定。
プラクティスで感じたのは「バスの生息域が狭まっている」ということ。
そんな中でも魚影が感じられたのは、流入河川なり逆ワンドが絡んでいることが条件で、エリアを外すと明らかにバイト数が減ることがわかりました。
本流のブッシュ、2mより浅い沈みもので勝負することを考えていたのですが、あまりの反応の少なさもあり、流入河川を中心に組み立てることにしました。
メインエリアの候補は根木名川などの流入河川に加え、長門川や横利根の逆ワンド、そして下流のクリーク。
これらからサイズがよかった根木名川をメインとすることに決めました。
このエリア選定の決め手になったのは、今回チームを組んだ田中さん。
前週、そして前日にプラクティスを敢行し、一緒に力を合わせて魚を探しました。
これがチームトーナメントの良いところだと思います。
田中さんは24歳の大学院生。
前週のプラクティスでは前でキャストする私の後ろからバスを連発していました。
キャストも上手だし、将来有望なトーナメンターです。
安藤さん・千葉さん、ありがとう。
そしてトーナメント当日。
目指すは根木名川の支流だったのですが、前を走る漆黒のレンジャー、安藤さん/千葉さんチームとエリアが丸被りしており、泣く泣くすぐ隣の根木名機場へ入りました。
しかし、すぐに私のスリムセンコー(ネコリグ)で1本。

写真提供=Basser(つり人社)
さらに時間を空けて入った本命ポイントで4インチヤマセンコー(ブラブラリグ)に今回のビッグフィッシュ賞となった1300gを追加。

写真提供=Basser(つり人社)

写真提供=Basser(つり人社)
エリアをシェアしてくれた安藤さん/千葉さんチームに感謝です。
さらにさらに、本命ポイントを出るときにファットヤマセンコー(ブラブラリグ)に極小サイズが1匹。
この時点で10時。
ここから入れ替えを目指して可能性のあるエリアを回りましたが得られたのはバイトのみで、残念ながらバスを追加することは出来ませんでした。
ブラブラリグって何よ?
今回、メインに使ったのはヤマセンコー4インチ。
水平フォールする時にユラユラとシミーフォールするアクションがヤマセンコーの持ち味のひとつですが、ノーシンカーだと風が出たときに投げにくくなります。
そんなとき、ヤマセンコーならではのアクションを消すことなくウエイトを乗せられるのが「ブラブラリグ」です。

写真提供=Basser(つり人社)
リグり方は至って簡単。
にゃん玉シンカーのコイル部分を外してオフセットシンカーに通すだけ。

シンカーのウエイトは0.8gを基本に、少し風が出たときは1.3gや1.8gを使います。
これ以上重くするとフォール時のユラユラアクションが出なくなってしまうので注意。
ちなみに今回の一戦はBaseer誌が同船しております。
トーナメント中に起きたドラマに関してはそちらもぜひ読んでください。

写真提供=Basser(つり人社)
今回パートナーの田中さんにはバスを釣ってもらうことができませんでしたが、プラクティスからバスを探すサポートをしてくれました。
チームでバスを探して結果を出すのがチームトーナメントの醍醐味です。
ノンボーターを若干名募集しているので、興味のある方はぜひBMC事務局にお問い合わせを。
実は今回のパートナーの田中さんも、Basser誌に掲載されていたBMCトーナメントの様子を見て門戸をたたいた一人なのです。
【タックルデータ】

4インチヤマセンコー(ストロベリークリーム)
フック:ダブルエッジ 2/0
シンカー:にゃん玉シンカー0.8g or 1.3g
ライン:BMS12LB
ロッド:オンリーワン改(ソリッドティップ)
ファットヤマセンコー(ブラック)
フック:スゴイフック1/0
シンカー:にゃん玉シンカー0.8g
ライン:BMS10LB
ロッド:オンリーワンオリジナル66MH(ソリッドティップ)
5インチスリムヤマセンコー(ベビーバス)
フック:モスキートヘビーガード1/0
シンカー:0.8g
ライン:PE0.6号+フロロ1.5号