2022レギュラー戦第2戦・3位レポート
BMCメンバーの池谷です。
5月22日に行われました2022 BMCレギュラートーナメント第2戦に参加しましたのでレポートいたします。
今回の舞台は利根川水系。
諸般の事情があり、今回はプラなしのぶっつけ本番です。
例年この時期はプリ、ポスト、アフターのバスが混在している状況。
まずは、どの魚に照準を合わせるのかが重要、と肝に銘じて本番に臨みました。
ファーストポイントに入れるか!?
季節の進行具合を確かめるため、スポーニングエリアでもある横利根逆ワンドから釣り始めるというプランを立てました。
スタート地点の北総マリンスロープからは25kmと距離はありますが、バスボートの機動力を生かし、本流の流れを遮って目的地へ疾走。
フライト順が真ん中くらいだったので先行者を心配してのスタートでしたが、予想以上に流入河川へ入っていくチームが多く、無事ポイントに到着できました。
パートナーはフレッシュマン!?
今回のパートナーは新利根チャプターなどで活躍中のO.S.P大塚高志プロ。BMCレギュラー戦は初参戦です。
初対面でしたが気さくで、礼儀正しく、トーナメントに貪欲なナイスガイです。
もちろん釣りの腕前は言うまでもありません。
普段、あまり利根川で釣りをする機会はないとのことなので、事前に大まかなエリアの特徴を説明。
曇天、適度な風、水色、シャローの生命感。
正直、「釣れる気しかしない」、そんな朝でした。
ただ、利根川水系も数年前に比べるとバスの個体数が減ったのか、非常に厳しいのが現実で、そう簡単には釣れません。
とにかく、閉鎖水域⇒本流(中流)⇒支流⇒本流(上流)とシャローエリアを回って絞り出す展開を企ててやり切りました。
これぞ、ペア戦の醍醐味、です。
みなさん、朝早くから釣りを始め、結局、気づいたらノーフィッシュだったなんて経験ありませんか。
自分でいろいろ試すも答えが出ず、何が悪かったのか検証もできず、モヤモヤ感だけが残る釣行。
でも、BMCレギュラートーナメントは基本ペア戦なので、共通の目標である優勝を目指し、パートナーと協力してその日の「解」を読み解く。
ひとつのポイント攻略でも、パターンが見つかるまでは、どのチームもパートナーとまったく同じアプローチはしていないと思います。
そんなチーム内のコミュニケーションを駆使して魚をキャッチしたときは、自分の釣った魚でなくとも最高の瞬間です!!
また、自分のスキルアップにもきっと繋がるでしょう。
わかりましたか?
私の釣果について記述のないことを。
お察しください…(ワンバイトのみ)汗
それでは、当日の釣果については張本人、ならぬ釣本人から。
はじめまして、大塚高志です。
今年よりBMCトーナメントに参加させていただきます大塚高志と申します。
私がBMCを選んだ理由は大きく分けて3つあります。
BMCを通じて、もっと自分自身のスキルUPを目指したい。
バスボートの機動力を活かして広大なフィールドを、どう攻略するのか?ボーターの考え方を学びたい。
ペア戦の楽しさを共感したい。
これら理由から、自分自身を一歩成長させるために、BMCトーナメント参戦を決意しました。
実はハードルの高さを感じて、参加しにくいと思っていたのですが…
いざ、出てみるとメンバーの皆さんアットホームで、とても溶け込みやすい雰囲気に驚きを隠せませんでした。
今は、めちゃくちゃ楽しいトーナメント団体と実感しています。
池谷さん、パンツが濡れました…
前置きが長くなりましたが当日の様子を…
今回、同船させていただいたのは池谷さん。
初対面でちょっと緊張しましたが、たいへん気さくで優しい方で安心しました。
が…
これまでいろんなプロと同船する機会がありましたが、経験上、バスボートに乗せてくださった方の中で、最速&アグレッシブな運転は池谷さんが初めてです。
実はファーストポイントに到着するまでにパンツ濡らしたのは、ここだけの秘密です。笑

※画像はイメージ
表層系にはバイトすらない状況。
まずは今回のメインになると考えていた、フロッグの釣り方からスタート。
半分以上の時間をフロッグに費やしましたが、表層の釣りにはバイトすらない状況でした。
そこで岸ベタベタにはいないと予想し、「岸から離れた何か」にルアーを沈めるアプローチにチェンジ。

結果、この釣り方でリミットメイクを達成することができました。
しかし、入れ替えまでは出来ず、悔しい気持ちで帰着となりました。
【Tackle Data】
ロッド:ACES67CMHJ
ライン:FCスナイパー16ポンド
シンカー:5g
ルアー:ドライブビーバー3.5(ワイルドテナガ)

出典=O.S.P
レギュラートーナメントのデビュー戦を3位という、幸先のいい結果で終えることができました。
BMCトーナメント、やっぱり楽しいです。