W.B.S.第3戦で優勝しました!
こんにちは。BMCメンバーの庄内靖です。
6月8~9日に行われた W.B.S 第三戦にて阿部寿徳選手とのチームで、初の優勝を獲得することができました。その試合のレポートをさせていただきます。
霞ヶ浦本湖を切り捨て流入河川で勝負を決意
プラクティスは大会3日前の水曜日から入りました。プラ初日、前大会の北浦戦で感触のよかったエリアを中心にチェックしましたが、平日にも関わらず別のトーナメントのプラクティスによるボートが多く、ハイプレッシャーな状態であることがわかりました。
考えた末、プラの残り2日間、霞ヶ浦本湖を切り捨てプレッシャーが比較的少ない流入河川などで勝負することを決めました。
この結果、魚からの答えが返ってくる場所をいくつか見つけることができました。
その中で、いろいろなコンディションの魚がいましたが、個体数が多いのがポストスポーンであることを掌握。ポストの個体がより過ごしやすいエリアを考えつつ、試合に備えました。
懸命な判断がトップウエイトを叩き出した!
迎えた試合初日。
前日から激しい雨が降り、流入河川の状態が気になりましたが、いくつか見つけている中から雨の影響を受けにくいであろうエリアを選択。結果、リミットを揃えることができました。
しかしながら、この時点で4kg後半程度。お立ち台にかろうじて上がれるかどうかのウエイトだと推測。持っているエリアが少なく、翌日のプラクティスを踏まえて他のエリアをチェックするか悩みましたが、他の競技者との駆け引きもあり、同じエリアでウエイトを伸ばすことにしました。その結果、10時ころには5kg前半までウエイトを伸ばすことに成功。これをきっかけに、他のエリアのチェックへ切り替えました。
その後、各エリアをチェックするもウエイトを伸ばすことができず、残り1時間30分の時点で、プラで数は少ないが答えのあったエリアに移動しました。
ここで運よくキロアップの魚を2本釣り、入れ替えに成功。初日のトップウエイトの5825gに到達して帰着しました。
初日、終わってみれば、5kg台が5チーム、4kg台も含めれば計15チームと、まったく
トップウエイトのアドバンテージを感じられる状況ではありませんでした。

荒れた湖面を突き進み掴んだ優勝
試合2日目。フライトが一番遅くなるため覚悟はしていましたが、目的の場所にはやはり先行者がいました。狙いのストレッチに入ることはできませんでしたが、初日最後に魚を獲った状況をこのエリアに置き換えて攻めてみたところ、3本のキーパーをキャッチできました。
その後、先行者がポイントを譲ってくれたおかげで狙いの釣りを展開するも追加できず、時間だけが刻々と過ぎていきました。
そこでこの日は湖面が荒れて走行が困難ではありましたが、初日の最後に入ったエリアへの移動を決断。時間は限られていましたが、この日に掴んだ魚の動きを予測しながら攻めた結果、2本追加して優勝ウエイトとなったトータル10605gまで上げることができました。
最後に釣った魚は500g程度でしたが、タイムリミット寸前でリミットメイクできたという限りなく大きな意味を持つ魚となりました。キャッチした瞬間、私たちチーム二人の雄たけびがポイントに響いたことを今でも忘れることができません。

最後になりますが、今回パートナーの阿部選手、本当に最後まで楽しい釣りをさせていただき、ありがとうございました。また、平日のプラクティスにもかかわらずタックルを新調してまでお手伝いしてくださった友人のHさん、ありがとうございました。
そして、BMCのみなさま。釣りの楽しさを再認識する機会や、技術を勉強する機会を多く与えていただけたことにより、今回の結果もあると思います。本当にありがとうございました。

<メインタックル>
・フリーリグ
ロッド:オンリーワン・カスタムロッド 67MH
リール:DAIWA・タトゥーラ SV TW 7.3R
ライン:東レ・エクスレッド14lb
ルアー:O.S.P・トライブビーバー3.5インチ
・リーダーレスダウンショット
ロッド:オンリーワン・カスタムロッド 67MH
リール:DAIWA・SV LIGHT LTD 8.1R-TN
ライン:東レ・エクスレッド12lb
ルアー:O.S.P・トライブビーバー3.5インチ