レギュラー戦第2戦・準優勝レポート
更新日:2022年9月2日
BMCの松尾です。
ようやく! 待ちに待ったレギュラー戦!!
しかも初めての土浦新港開催ということで、朝イチの湖面を全開で爆走する欲求に駆られましたが、そこは冷静に。
ほとんどの選手が本湖に向けて走り出すのを見て、近場から始めましようとパートナーの飛田和さんに告げ、早々にプレーンを解いて土浦周辺のハードボトムから釣りを開始しました。
早々にリミットメイクするも…
ファーストエリアはイナッコの活性は高かったものの、バスからの反応はなし。
ふと、近くのシャローが気になって、アシやブッシュを流してみると、あっという間にリミットメイク。
しかし、釣れたバスはどれも300g台…
そういえば今シーズンは、このサイズが良く釣れるとの話を耳にします。
ここ数年では、あまりなかった現象です。
昨年からのコロナ禍で、緊急事態宣言中は禁漁期間だったようなものですから、スポーニング期のプレッシャーが低く、その結果が幼魚個体の増加に繋がっているのでしょうか。
この子たちが立派に成長する数年後が楽しみですね。
いくら最近「厳しい…」「釣れない…」と言われている霞ヶ浦とはいえ、霞最強ロコが集まるBMCですから、このウェイトで上位入賞など考えられるはずもなく。
ここから300g台全部を入れ替えるべくシフトアップ!
ウエイトアップへのきっかけを、パートナーの飛田和さんがしっかり作ってくれました。
飛田和さんが崩れた木ジャカに投じたファットイカで800gのナイスキーパーをキャッチ!

目指せ、300g総入れ替え!
さらなる入れ替えを目指し、要所のラン&ガンを開始。
大山のハードボトムでヘビキャロを引くと、アフター回復系の1200gがバイト。
ここからは得意の浚渫エリアで、残った300gクラス入れ替えとなるバスを探します。

そろそろ帰着に向けて、土浦方面に戻る時間かなと考えていたころ、ハードボトムを小突いていたディープクランクにズッシリとした重みが!
「これはキャットかも…」なんて言っていたら、水中から上がってきたのは待望のキロフィッシュ。
理想的な展開で第一戦を終えることができました。

それと今回改めて、BMCが採用している「デジタルウエイイン」は素晴らしい取り組みと感じました。
ライブウェルに長時間バスを閉じ込める必要が無いので、とにかく魚へのダメージを最小限に抑えられます。 健全なフィールドを保つために、トーナメント団体が解決すべき課題を考え、それとしっかり向き合う意思が感じられます。

こういった取り組みが成功しているのは、メンバー間の厚い信頼関係と互いのリスペクトがあるからこそ。
残りの試合も楽しみです。